アイショウについてAbout

(工藝の家)

人も地球も喜ぶ、一日ひと組の宿

築80年の伝統的な木造建築の町家を、里山資源を生かした改築を行い、一日ひと組のお客様にご宿泊いただくお宿です。

里山の木を組み、土や漆喰で壁をつくり、地域の草で天井や壁を葺き、柿渋や弁柄・桐油で内装を彩る。長い歴史をここで過ごしてきた民家と対話する中で聞こえてきたのは、元に戻りたいという記憶の重なりでした。

「アイショウ」は、昔から呼ばれてきた屋号を継承しました。建物の梁や建具から、歴史や文化を感じられ、視線の先に見える現代工藝のしつらえが、手仕事の未来の可能性が湧き上がる、クリエイティブな体験をしていただけるよう、設計デザインしました。

3つの特徴Features

あなたを癒す杉の効能Feature 01

まるで森の中にいるような、
清々しい宿泊体験をしていただけるように、極上杉の無垢板を、茨城県と徳島県から見繕い、建物全体に使用しました。

日本の固有種である杉は、学名をCryptomeria japonicaといい「隠された日本の宝」という意味を持ち、人の精神的・身体的によい環境を作る事がわかっています。

調湿性が高く一年を通して湿度60~74%を保ち、二酸化炭素の吸収量は、ブナや檜の5倍以上なのが杉材です。
湿度が安定することと、杉が持つ殺虫・防虫効果で、ウイルスなども活性化せず、その結果、皮膚炎やアレルギーなども出にくくなります。また、杉の香りが持つ成分「セドロール」の杉のリラックス効果によりストレスが軽減され、睡眠を促進する効果を持っています。


「あー良く眠れた。」そんな素晴らしい朝をご体験ください。

自然素材につつまれるFeature 02

壁や天井には、熟練の職人の技術により、漆喰や茅葺があつらえられています。漆喰は空気中の匂いの原因である化学物質を吸収し、細菌や有機物を分解し、清浄にして戻してくれます。

自然素材は、お部屋はもちろんのこと、お風呂や廊下、さらにはお客さまには見えない場所まで、建物全体に用いています。

つまり、建物の中であればどこにいても、自然素材に包まれ、見守られていることに。

その心地よさと深い安心感をご体験ください。

工藝の家Feature 03

視線の先に、現代工藝の趣をたたえる幻想的な空間に出逢えます。

身近な素材とそれを活かす職人の技で作られた建物と同じくして、日本の美意識を体感できる現代工藝をしつらえました。

アイショウはもともと、歴史的な豪華な古民家ではなく、日本の一般的な古い民家でした。だからこそ自由に、伝統技術の現代への提案を行なう、工藝の家でもあります。

建物内の現代工藝のしつらえは、これからもずっと変化していきます。

私たちはこれからも、
このこだわりを信じて、アイショウを作り続けていきます。

建築設計
一級建築士事務所 株式会社里山建築研究所
居島 真紀
プロデュース・アートディレクション
おそよか 飯村祐子

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